ハナがやってきた

ハナは全日空でやってきました。
ANA福岡発1220分、伊丹着1335分です。
10年前リキを受け取ったのと同じ、ANA Cargoのカウンターです。場所も周りの景色も、オフィスの前に自動販売機があるのも何も変わっていません。
「子犬ちゃんですね」と受付のお兄さんがニコとしたのも
10年前といっしょ。ほとんどデジャビューです。
リキがやってきたとき、彼は震えていました。
無理もありません、突然母親や兄弟たちと離され、一人ケージに入れられて飛行機に乗せられ、さらに離陸の爆音。大の大人でも同じ目に遭わされたらかなりの恐怖です。
ほとんど誘拐テロ事件です。リキが狭いところに閉じ込められると決まってパニックに陥ったのはこの時のトラウマが原因と思っています。
リキのために買った私のワゴン車の最後部にはオプションでネットが貼られ、
お犬様専用座席にしてありますが、リキは、「嫌だ、こんなサードデッキになんか乗れるか、ファーストデッキのビジネスクラスを用意しろ」といつも騒いでいました。
さて今回の花子の場合、また震えているのかな、車で福岡まで迎えに行こうかな、など考えていました。
そして着陸から
10分後、花子の入ったケージが運ばれてきました。
覗き込むとキョトンとした目でこちらを眺めていました。車のなかでケージを開けると、
2-3回出たり入ったり、家に着く頃にはすっかりなれ、車から下ろすと庭の探検を開始です。
30分後にはおしっことでかいウンチを出しました。

やはり、女の子の態度がでかいのは犬でもいっしょだと感心しきりです。 
さて次の朝、
6時起床。いや6時起床は私であってハナはもう少し早く起きていたのかもしれません。
わが家の玄関はハナのおしっこでビショビショでした、お庭へ出て、花壇になっているリキのお墓にお参り、家の周りの庭を一周しました。最初、少しビビった階段もすぐになれました。呼べば必ず飛んできます。こうして美人花子の生涯が始まりました。